歯の治療とお薬のお話
今日は、『歯科治療とお薬』のお話をしたいと思います。
歯医者さんで「今、飲んでいるお薬はありますか?」と聞かれたことはありませんか?
「歯の治療に関係あるの?」
と思われるかたもいると思います。
実は、お薬の種類や体の状態によっては、歯科の治療に影響することがあるのです。
例えば…
・糖尿病と歯周病は、相互に影響を与えます。
・高血圧は、出血が止まりにくくなることがあります。
使用している薬や持病によっては、細菌感染しやすくなっていたり、”抜歯ができない”
なんてこともあります。
また、すでに服用中のお薬と、歯科で処方するお薬が重複している、あるいは一緒に飲んではいけない薬がある、ということもあります。
★忘れずにお伝えください!
問診表記入時や、診察時、ご自身の全身の健康状態や服薬の状況を教えてください。
お薬手帳をお持ちの方は、見せていただけるととても助かります。
- 骨粗しょう症のお薬
ビスホスホネート系薬剤など服用しているかたは、抜歯や外科的な治療で注意が必要です。
場合によっては主治医への相談も必要になります。
- 心臓や脳の血管のお薬
血液サラサラのお薬 ワーファリン・バファリンなどを服用しているかたは、出血が止まりにくくなることがあります。
(自己判断で薬を中止するのは絶対におやめください!)
- その他
ステロイドや免疫抑制剤を服用しているかたは、細菌感染しやすくなっている可能性があります。
睡眠や向精神薬は、唾液が出にくくなったり、お口が乾きやすくなったりします。
このように、一見、歯に関係なさそうに見えるお薬でも、注意が必要な場合があります。
体の健康と、お口の衛生状態は、互いにさまざまな影響を与えています。
体の病気とお薬の情報を教えていただくことは、正しい診断・正しい治療の選択につながります。
これは、安全に歯科治療を行うためにとても大切なことなのです。
もし気になること・不安なことがあればいつでもご相談くださいね。




