8月10日~15日まで、夏季休診となります。
8月10日(木)~15日(火)まで、夏季休診とさせていただきます。
院長 守谷 洋
王子の歯医者、もりや歯科医院のブログです。
あなたは歯科検診で、
「歯ぐきが腫れているので、歯をよくみがいて下さい」
と言われた経験はありませんか?
しかし「ちょっと歯みがきをしただけでも出血するのに、本当に大丈夫なの?」と心配になる方もいると思います。
そこで今回は、歯ぐきからの出血を引き起こす歯肉炎や歯周病の仕組みについて分かりやすく解説します。最後まで読んでいただくと、歯ぐきの腫れや出血があっても歯みがきが必要な理由にもご納得いただけます。
============目次============
歯ぐきからの出血には、主に3つの原因が考えられます。
1.虫歯が歯ぐきの中まで進行している
2.歯のかぶせ物がフィットしておらず、歯ぐきを圧迫している
3.歯肉炎や歯周病などの病気により、歯ぐきが炎症を起こしている
これらのうち、一番よくある原因は歯肉炎や歯周病です。
健康な歯ぐきの人であれば、ふつうの力でみがいたくらいでは毎回出血することはありません。
歯みがきのたびに歯ぐきから血が出る場合、歯ぐきが炎症を起こして腫れている状態だと考えられます(これを歯肉炎と言います)。そのままにしておくと、歯周病の進行につながります。
歯ぐきが腫れているとき、炎症部分には血液が溜まっています。磨き残した歯垢(バイ菌)と戦うため、身体が歯ぐきに免疫細胞を送り込もうとして毛細血管を増殖させているのです。歯ぐきがぷくっと腫れて赤く見えるのはこのためです。身体が、バイ菌の敵襲に備えて準備をしているのです。
出血があると、歯みがきをためらってしまうかもしれませんが、安心してください。
たとえ出血していても、歯をみがくことで歯ぐきの新陳代謝や血行が促進されます。すると歯ぐきが引き締まり、腫れや炎症を抑えることができます。炎症鎮静のためには、できるだけ歯垢を取り除くことが必要ですから、歯ぐきからの出血があっても歯みがきは積極的にすべきなのです。
(ちなみに血液自体に菌はいませんので、たくさん血を流せば良いわけではありません)
歯ブラシの選び方としては、毛先がやわらかく、ヘッドがコンパクトなタイプがよいですね。決して力を入れ過ぎず、優しく刺激してあげましょう。歯肉炎や歯周病に効果のある歯みがき方法は、歯科スタッフにお尋ねください。
歯肉炎や歯周病で歯ぐきが腫れている時には、歯みがきを積極的に行いましょう。血が出ると、なおさら歯みがきが難しく感じるかもしれませんが、ブラシを使って汚れをきちんと落とすことが大切です。自分一人では落としきれない汚れもたくさんありますので、定期的に歯科でキレイにしてもらいましょう。
7月29日午後は、都合により休診とさせていただきます。
まことに恐れ入りますが、ご理解とご協力お願いいたします。
院長 守谷 洋
本日、歯科医師会のため最終受付を18:45とさせていただきます。
まことに恐れ入りますが、ご理解とご協力お願いいたします。
院長 守谷 洋
本日、総会出席のため最終受付を16:30とさせていただきます。
まことに恐れ入りますが、ご理解とご協力お願いいたします。
院長 守谷 洋
本日、歯科医師会のため最終受付を18:45とさせていただきます。
まことに恐れ入りますが、ご理解とご協力お願いいたします。
院長 守谷 洋
本日、歯科医師会のため最終受付を16:30とさせていただきます。
まことに恐れ入りますが、ご理解とご協力お願いいたします。
院長 守谷 洋
歯型の型取りの材料の感覚が気持ち悪い
歯を削る器具でオエっとなる
口に水が溜まってきて苦しい
このような治療時の不快症状で、歯科に通いたくないと思われる方はたくさんおられます。
歯科治療で、口の中に器具等が入ると「オエッ」となってしまう。このような症状を「嘔吐反射(おうとはんしゃ)」といいます。嘔吐反射は誰にでも起こる現象ですが、嘔吐反射が強くて、歯の治療が困難な方もおられます。
ご自身の意思に関わらず反射的に起きるのですから、とても辛いことだと思います。
今回は嘔吐反射の原因と、対処法についてまとめます。「嘔吐反射」が強い方向けに当院が行っている対応についてもご紹介します。
============目次============
嘔吐反射の原因は?
嘔吐反射を抑えるコツ
嘔吐反射がつらくて治療を迷っている方へ
まとめ
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嘔吐反射とは、舌の奥の部分、咽頭部、上あごの内側部分などに刺激を受けることで誘発される反射のことをいいます。
気持ち悪さを感じる部分や程度は人それぞれですが、嘔吐反射の強い方はその感度が強いため「オエッ」となってしまいやすいのです。
のどが狭い方や、日常的に口呼吸をしている方などは、嘔吐反射を起こしやすい傾向があります。
歯科治療に対しての不安や緊張、過去の嫌な治療経験などの心理的要因から起きることもあります。
嘔吐反射を抑えるためのコツとして、気持ち悪くなりやすい体質であることを事前にスタッフにお伝えください。治療時の体勢の工夫や、時間に余裕をもって治療を進めるなど、患者さまが安心できる環境を整えます。
ご自身でできることとして、鼻呼吸が有効です。鼻からゆっくりと息を吸うことで、空気が口腔内を通過する際に喉にかかる刺激が少なくなるからです。唾液の分泌も減りますので、苦しさが軽減されますよ。
治療中に「オエッ」となってしまい、恥ずかしくなったり、治療が嫌になったりするというお気持ちを、歯科スタッフは皆理解しておりますので、安心してくださいね。
むし歯や歯周病は、放置してしまうとどんどん進行してしまう病気です。そのままにしておいて、良いことは1つもありません。
私たちスタッフもできる限りの対応をさせていただきますので、お気軽にスタッフに相談ください。
歯科治療の際に、オエっとなってしまう患者さまは多くいらっしゃいます。スタッフは皆そのお気持ちを理解しておりますので、歯科スタッフにお伝えくださいね。
ご自身ができる対策としては、口呼吸ではなく鼻呼吸をするように心がけてみてください。
本日、健診のため午後の診療開始は15:00からとなります。
恐れ入りますが、ご理解とご協力お願いいたします。
院長 守谷 洋
本日、歯科医師会のため最終受付を19:15とさせていただきます。
恐れ入りますが、ご理解とご協力お願いいたします。
院長 守谷 洋